ニーチェの思想は、一般に、(1)根源の一者との一体化、始原のザイン(存在)への躍入として示される「ディオニソス的智慧(ちえ)」への信頼、(2)あらゆる理想への信頼と愛着を断ち切り、徹底した懐疑と冷厳な認識の自由に生きる「自由な精神」、最後に、(3)「永劫(えいごう)回帰」の境涯におけるいっさい肯定を説くツァラトゥストラ、以上三つのものによって象徴される三つの時期に区分される。0031764 象山全集 信濃教育会・編 大正2年 佐久間象山。マイヤースの通信 個人的存在の彼方 全訳 (スピリチュアリズム普及会) ジェラルディン・カミンズ著,E.B. ギブス編,近藤千雄訳。『悲劇の誕生』が打ち出した決定的な新機軸は「ディオニソス的」なものにあるが、ニーチェによれば、ギリシア悲劇の根底にある芸術衝動には、過剰、陶酔、激情に向かうものと、秩序、明晰(めいせき)、静観、夢想の方向に進むものとの2種類があり、前者は酒神ディオニソスにちなんで「ディオニソス的」と称され、後者は太陽神アポロンにちなんで「アポロン的」とよばれる。音楽や舞踊はディオニソス的であり、造形芸術や叙事詩はアポロン的であるが、これら二つの衝動はギリシア悲劇においてはみごとに結合している。●郷土の誇高山彦九郎先師●古沢共治郎●煥乎堂●高山彦九郎正之。西田哲学の研究―場所の論理の生成と構造 小坂国継 未読極美本。本書の根本意図は、「叙情詩人の“自己”はザイン(存在)の深淵(しんえん)から響いてくるのだ。近代の美学者がいう意味でのその“主観性”は思いこみである」といわれているように、芸術の根源を主観に置く人間中心主義に逆らい、「ディオニソス的」と尊称される始原の一者、根源のザインに求めるところにある。The Darkness and the Light A Philosopher Reflects upon His Fortunate Career and Those Who Made It Possible Charles Hartshorne 洋書。[A11940049]中世における制度と知 (中世研究 第 14号) [単行本] 上智大学中世思想研究所。経験的事実=現象の形式である個体化の原理(時間空間および因果)が越えられるとき、人間の内奥より、また世界そのものの内奥より湧(わ)き出てくる喜悦と恍惚(こうこつ)という性格が「ディオニソス的」なものには付きまとっていたが、過剰ゆえの苦痛であると同時に、「現象のあらゆる転変にもかかわらず不壊なる力をもち、愉悦に満ちたもの」、あらゆる文明の背後にあって不滅なるものという性格を「歌い」上げた根源の生への賛歌が後年の代表作『ツァラトゥストラはこう語った』である。 なお、第二期の懐疑と認識と、第三期の生の再肯定をつなぐ著作として、『悦(よろこ)ばしい知識』(1882)はとくに重要である。[A12236696]情報学の基礎―諸科学を再統合する学としての哲学 米山 優。日本の大国化とネオ・ナショナリズムの形成―天皇制ナショナリズムの模索と隘路 渡辺 治 (著)。
*お決まりですがノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。報徳物語 第1~2編 2冊。
大事にコレクションしておりましたが、増えすぎたDVD・CD類の整理をしており、この度出品させて頂きました。格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。中国思想 儒教 湛甘泉の研究 志賀 一朗 風間書房 昭和55年発行 QJ18。独語洋書!! ショーペンハウアー全集 全10巻揃 検:スピノザ/フィヒテ/シェリング/ニーチェ/プラトン/カント/ヘーゲル/ヒューム/ライプニッツ。
*保管品ですので、神経質な方のご入札はご遠慮下さいますよう宜しくお願い致します。蔵書印あり。a-050 神紙叢書 文学博士 山田孝雄 神道思想史 株式会社明世堂書店 昭和18年初版発行 ※13。賭博/偶然の哲学★「世界」は博徒たちの驚きにある★シリーズ 道徳の系譜★檜垣 立哉★株式会社 河出書房新社★帯付★絶版★。